セルロースが分解された腐った木は好まない!?~シロアリとの関係~

セルロースの秘密に迫る!シロアリが好む理由がある セルロースの秘密に迫る!シロアリが好む理由がある

セルロースを分解できる少ない生物【シロアリとセルロースの関係】

セルロースとシロアリは、意外と切っても切れない関係にあります。こちらでは、シロアリとセルロースの関連性について説明します。

分解しにくいセルロースを消化できるシロアリ

シロアリはバクテリアや細菌と同じような力を持っています(50代/男性/専門家)

消化吸収が難しいセルロースを、難なく吸収分解できる生物は限られています。セルロースを分解する酵素であるセルラーゼを有している生物は、バクテリア・菌・微生物・藻類・キノコ類・軟体動物・甲殻類・昆虫です。シロアリ以外にも、吸収分解が難しいセルロースを栄養源として吸収している生物は数多く存在します。また、キノコ類と一部バクテリアは、細胞壁を作り出す成分であるリグニンを分解吸収できる力を有しています。

シロアリが木材を腐らせる要因を作る

腐った木材を食べているわけじゃないです(30代/男性/専門家)

腐っている木材には、セルロースが豊富に含まれていますが、すでにセルロースが分解されつくした木材なので、シロアリが寄ってきません。一般的に、腐った木からシロアリが見つかるケースがありますが、腐っている木を食べるためではありません。まだ、腐っていない箇所があるか、餌までの通り道にしているだけだと考えられます。少なくとも、シロアリが木材を食べることで、木材が湿ってしまい、腐らせる要因を作っています。

湿った木材が多い床下はシロアリ対策をすべき場所です(40代/男性/駆除業者)

シロアリの皮膚は、非常に薄いため乾燥した環境を嫌います。湿気が多い床下は、シロアリにとって皮膚に優しい環境なので、好んで住み着いてしまうのです。シロアリ対策を行なう場合、住み心地が悪いと感じられるよう、定期的に点検を行なうのは勿論、床下の換気も行ないましょう。床下の状態を把握した上で、定期的に床下から湿気を取り除いてあげれば、シロアリにとって居心地が悪い環境になるので、セルロースを豊富に含む土台部分の木材を食べつくされる危険性を除去できますよ。家の寿命を長くしてあげるために、床下のメンテナンスは定期的に行なった方がいいです。

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